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2025.02.17
末沢発電所リパワリング工事を終えて

工事部 O.M
 末沢発電所リパワリング工事とは1958年の運転開始から60年以上が経過し、機器の老朽化が進んでいることから、水車や発電機等の主要設備を一括で更新し、設備の信頼度向上と合理化・ 省力化を図る事を目的とし最大使用水量を毎秒6.2トンから毎秒8.6トンに増加させ,お客様開発による新型水車ランナの導入と最大使用水量の増加により、発電出力を1,500kWから2,200kWへと700kW増加させる事です。
 末沢発電所は新潟県の山奥にあり、冬季期間は国道が通行止めになります。2023年度は4月中旬から積雪前の11月中旬までの8ヶ月間の工期で、送電関係の更新を行い、2024年度は、発電関係と補機盤の更新を行い、2年間で16ヶ月間は、身も心も新潟県民でした。
 当工事で印象に残った事は沢山ありましたが、その中でも心に残った事が上水槽と発電所間の法面でのケーブルトラフ敷設作業です。法面作業の為、安全対策として親綱とロリップを使用しての滑落防止対策を取りながらの作業でした。資材運搬の際に、顧客様を含め、末沢チーム全員で協力して頂けた事は、本当に有難い気持ちでいっぱいです。今回のリパワリング工事を無事終える事が出来たのも、携わって頂いた方々みなさんの協力のお陰です。今後もみんなの力で、コミュニケーションを取りながら、安全、高品質を目指して取り組んで行きたいと思います。