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代表取締役社長 櫻井 賤男
今年の梅雨入りは6/22で昨年より13日遅く、現在(7/10)も梅雨前線が日本列島中央に横たわって、いつ、どこで災害が起きてもおかしくない状況です。そのような中、6/23~25の間で黒部川水系の宇奈月ダムと出し平ダムの連携排砂が無事実施されたと聞き安堵しています。
この様な環境下で7/6(土)当社の安全衛生大会を富山流通会館で開催いたしました。昨年同様社員全員出席の中で挙行させていただきました。
来賓は関西電力㈱再生可能エネルギー事業本部 黒部川水力センター 所長代理 藤田 博文様、そして㈱かんでんエンジニアリング北陸支店長 阿黒 克俊様です。藤田所長代理様からは演題として「水力発電所建設の事例紹介」について安全講話いただきました。東南アジア、ラオス国のメコン川流域のナムニアップ1水力発電所建設(1998年)スタートから20年経過して運開(出力27万kW、2019年)迄詳しく説明して頂きました。
スタッフと作業員総勢1200人(ラオス人39%)の大世帯をまとめるご苦労をお聞きしました。駐在された4年8カ月間で一番苦労されたのは日常のコミュニケーションで、会話はラオス語で少し覚えて行ったので大変役立ったとの事、楽しみは週末での仲間との会食であったとの事、又当社の配管ペレット洗浄装置が2022年12月に導入(内山副センター長、久保課長)され水車発電機の冷却効果大で出力アップに大変効果があったとの感謝の言葉がありました。
阿黒支店長様からは「皆さんと安全について考える」の演題で安全講話をいただきました。富山への着任は4度目、足掛け8年で富山を知りつくされている中でお話し頂きました。その中で、安全を考えるにあたって大事な言葉を5つ話されました。①世代ギャップのコミュニケーション(伝えると伝わる、大きな異なり) ②人間は間違いをするもの ③指差し呼称する・しないで1/6となる ④根本原因究明から安全を考える。(事故は違っても根は同じかも) ⑤相手の立場に立って安全を考える。大変分かりやすい言葉で話され全員理解できたと思います。
また、海外フィリピン(サンロケ発電所)3年間の経験も話されました。
以上御二人のお話を聞いて海外に於いてもコミュニケーションの大切さを教えていただきました。今年の仕事に活かしたいと思います。
私共のお客様である関西電力㈱様と関西電力送配電㈱様の2024年度全社安全健康大会を7/1本店にて開催された記事が電気新聞(7/2付)に有りましたので紹介します。
開会の挨拶で森 望社長は「事業活動の大前提は一人ひとりの安全と健康にほかならない」と指摘。「安全に関するルールや作業手順書は皆さんを守るためのものであり、いま一度基本ルールを徹底し安全活動を”自分ごと”として取り組んでほしい」とありました。
今回これを読んで森社長様の安全週間スタートにあたっての決意が伝わってきます。特に安全活動を自分ごととして取り組む事に感銘を受けました。
7月に入って全国的に40℃を超えようとしています。熱中症対策(こまめな水分補給)をしっかりとって夏場を乗り切りま しょう。