明日へ、未来へ 新しい仲間を募集!

NEWS

2024.01.15
2024年(令和6年)新年を迎えて①

代表取締役社長 櫻井 賤男

 新年あけましておめでとうございます。と言いたいのですが、元旦の午後4時10分能登半島沖で震度7の地震が発生しました。北陸地方、新潟県にも被害が拡大しています。特に石川県では大きな被害をもたらし、亡くなった方が200人を超えようとしています。被害を受けられた方々に、心よりお見舞いと亡くなられた方々にお悔やみ申し上げます。このような大変厳しい状況下ではありますが、新年を迎えることができることに対して、お客様、納入業者様、そして社員の皆様に厚くお礼申し上げます。

 昨年末(12/25)関西電力㈱北陸支社長須谷浩史様にお会いした時、電力王と言われる福沢桃介氏の話を聞きました。庄川水系の祖山ダムと祖山発電所を建設し、京阪及び名古屋方面に電力を送ったとの事。この時流木争議があった事も知りました。何よりも福沢桃介氏の電力事業に対する熱い思いを教えて頂きました。我々も電力事業の協力業者として何で貢献できるか考え、実行して行きたいと思います。

 昨年は関西電力㈱様黒部川第四発電所が運開60年経過して今年は黒部ルート(黒部宇奈月キャニオンルート)が6/30より一般開放され、多くの観光客が期待出来ます。一般の方々に見て頂く為にも安全確保が大事で、私共でんそくとして上部軌道鉄道点検に関わる事になっています。DX(デジタルトランスフォーメーション)による現場作業の見える化と業務の効率化をお客様に提案しています。

 上杉鷹山の言葉を紹介します。米沢藩主で破産寸前の藩財政を立て直した江戸時代の名君です。「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」(何事もやればできるが、やらなければ何一つできない。できないのはただ、やらないだけなのだ。他に理由などない)この言葉は実行するとなると中々自分も出来ていません。今年は実行の年にしたいと思います。

 年末にも申し上げましたが、3.5年間のコロナ禍が下火になっていますが、コロナ後はコロナ前に戻らないと申し上げました。同じ場所にお客様はいないのです。お客様の考え方もこの3年間で変化したと考えなければなりません。世の中は少子高齢化が進む中で電力業界は人手不足になります。水力P/Sは無くなりませんが、メンテナンスフリーが加速化すると思います。そのためにも現在受注しているデータ収集システムをお客様にとって使いやすいシステムにしてゆきます。

 年度末まで2.5か月残っています。売上目標達成していますが、さらに中身を改善する意味で、新しい案件に挑戦し、社員同士、上司と部下、そして部門間のコミュニケーションを十分に取って行きたいと思います。よろしくお願いします。