工事部　S.Y

　今年の春より有峰第一発電所での工事に従事していました。有峰第一発電所は有効落差411m､最大出力265,000kWであり､一般水力において日本最大出力の水車を使用している発電所でもあります。

　現場での工事は9月末までの予定で短期間でしたが配電盤､コントロールセンター､AVR調速機制御盤､合計約30面の更新､それに伴う制御ケーブル切替作業が主な作業でした。

　発電機メーカー様の完成図の遅れもあり､工程的にも工事図面や切替手順書がなんとか間に合い工事を進めていくという状態でした。後戻りなく工程遅れのないよう､かつ安全に作業をすすめるということがとても難しい工事でしたが北陸電力様､発電機メーカー試験員の方々､でんそく作業従事者含め下請け業者様他の御協力で無事に無事故で工事が終了できました。

　これからもお客様や作業従事者とのコミュニケーションを大事にすること､そして予定と違う状況には止まるということを心掛けて安全に工事を進めていきたいと思います。