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NEWS

2024.09.16
繁忙期の安全意識

代表取締役社長 櫻井 賤男

 昨年に続いて各地で連日猛暑日が続いています。9月に入れば気温も少しは落ち着くのではと期待していますが、日本気象協会の予想では、秋の到来は例年より1ヶ月程遅れるとの事。もうしばらく暑さ対策(熱中症)をお願いします。
 パリオリンピック・パリパラリンピック2024共に9/8で全て終了しました。メダル総数86個で日本人の大活躍で多くの勇気をいただきました。これからの仕事に活かしたいと思います。
 いよいよ9月に入りました。繁忙期です。過去の統計からみて事故・災害が多くなる月です。当社の安全衛生大会(7/6)で学んだことを思い出していただきたいと思います。阿黒支店長様(かんでんエンジ様)からいただいた①世代ギャップのコミュニケーション(伝える、伝わる、大きな異なり)②人間は間違いをするもの③指差し呼称する、しないで1/6となる④根本原因究明から安全を考える(事故は違っても根は同じかも)⑤相手の立場に立って安全を考える。この5つの言葉を実行したいと思います。
 昨年を振り返ってみると事故災害は零ではありません。これを皆無にする為には、単なる知識だけでなく、これを現場で活かさなければなりません。その為にも一人ひとりが絶対に事故災害を起こさないという覚悟をもって現場作業そして仲間とのコミュニケーションをとっていただきたいと思います。これを実行出来れば、事故災害は発生しないと思います。
 雑誌致知10月号に王貞治さんの記事「この道より我を生かす道なしこの道を歩く」がありましたので紹介します。王さんは、世界のホームラン王といわれていますが「荒川コーチ(巨人軍)のおかげで目覚めさせていただき、自分の人生がガラッと変わった。言葉によって選手の気持ちを揺さぶってやる気を引き出す。これを荒川コーチから教わった。逆境(スランプ)は次のステップに進むために必要不可欠な跳躍台であって、そこで苦労し、逃げずに乗り越えようと努力してゆけば、いままでよりも高いところに到達できるのだと教えられました。若い時「自分、自分」と考えて生きてましたが、やっぱり世の中は人で成り立っているんだな、私も沢山の人に支えられているんだなという気持ちを強く抱くようになりました。人生で一番大事なのは何かと言えば、私は人だと思います。人の想いがあってこそ物事は動いていくし、人に感謝することですね。」これを読んで会社も社員一人ひとりの協力があって、ここまでこれた事に対して改めて感謝申し上げたいと思います。王さんの言われる選手の気持ちを揺さぶってやる気を引き出す。そして逆境を飛躍へのステップとして自己鍛錬する。最後は人に感謝する事を話されています。大変感動しました。苦労し努力すれば違った景色が見えてくる。作業現場も同じ事が言えるのではないでしょうか。仲間の安全意識を高めて、今年は無事故無災害で終える事を祈念しています。